私学と私学と六年一貫教育
ー浅野学園の場合を中心としてー
        学校長  淡路雅夫 

 11月24日(日)川崎幸スポーツセンターにて、出席された父母にお話させて戴いた
内容の骨子です。

 浅野学園は私立の中学高校として12歳から18歳までの生徒を、6年間で責任感を持った
強くたくましい男として育てようという意識で、ご子息をお預かりしております。
 まず、入学してくる生徒諸君は、未だ、集団生活に慣れていないお子さんが多い
ようにように感じております。とりわけ、最近の少子化の傾向は学園でも例外ではあり
ません。始まってその子供たちがクラスの中で円滑な人間関係を持ち、自己の能力を
発揮できるような指導を中学1年時から心掛けております。
 具体的には、<あいさつ>から始まって他人に対する<感謝の言葉>が自然に出る
ことです。 『言葉は返ってくるものです。』 したがって、その言葉を自分からも発信
できるようにトレーニングが必要です。 半年も経つと、生徒は自分から周囲の人に
挨拶や感謝の言葉が出るようになります。いわゆる『言葉がかえってくる』喜びを感じ
始めるのです。
 こうした人間関係はクラスだけでなく、部活動や学校行事などでも習得しています。
浅野の部活動や学校行事は、技術をマスターするだけでなく、それらを通して仲間
づくりをして、集団の中での自己の在り方・行き方を学ぶ場であって欲しいと願って
いるのです。
    
 次に、浅野学園に入学した生徒には、当然の事ながら浅野の授業を中心として学習
能力の習得が出来るようにたっています。入学された生徒諸君の課題は、浅野の授業
が理解できるように、つまり自己の学習スタイルを習得することにあります。
 生徒は,<分かる>ことから<出来る>ようにならなければなりません。そのために自己の
不足しているころを理解するための小テストや補習,講習が用意されていて,自己の学習
方法の分析と習得に時間をかけています。
 生徒にただ「勉強をやりなさい」といってもやりません.。丁寧な指導とは,、その生徒を
理解した上で指導をする事ではないでしょうか.。?学年270名の生徒は,中学時代に基礎
・基本を徹底的に繰り返して学習し、高校では卒業生の助言等をも得て将来の進路を探
求し、大学進学をしています。

 前後しますが、浅野の建学精神は「九転十起」すなわち、転んでも立ち上がれる強さと、
逞しさをもった男を育てようというkとです。青春時代の挫折は、若者の特権とも言えます。
浅野学園の六年間は生徒にとって人として成長するためのトレーニングの場といってよい
でしょう。